蝉がなく 陽がしずむ 始まる微熱 星も輝かない碧い夜空
この闇に立つ 当然君は居ない
微熱が次第に躯を揺り動かす あつくなっていく躯 じんじんと紅潮する頬 見なくたってわかるさ 自分だもの
湿った心君を想い 走り出す 嗚呼色々と
光の挿さないこの闇に立つ 君の熱も感じたい
風が誘い 蟲は唄う 草花は笑い 黒い鳩は肩に乗り耳を喰い千切る
朝のあのぼんやりとした明るさも無いこの闇を絶ってしまおうか
君が泪流す位感じさせてあげる
躯震える位 たのしませてあげる
口でいえない事だってしてあげるよ
ふふ
2007/05/14 17:58 削除