山葵
何を後悔しているかと言えば
自分は あの時も あの時も
救う事が出来ず
逆に重荷になっていた事に気が付かず
自分だけの幸せに浸っていた事だ
自分だけの世界に愛の光を与えてくれた彼達に甘え すがり 執着し 泣き また甘え いつまでもその状態が続くのだと 勝手に 思っていた。
愚かで 間違って居て 鈍い 自分の事だけしか考えてない醜い思考
今度は執着し過ぎず 離れ過ぎてもいけないと 距離を取る事を考えて居ても 好きだ、好きだと言われて また甘えて 堕落してしまう
強く吹く風の様に 強引な温かさを 一種のずるさを 得ない侭
出会い また別れる
学習能力の無い自分だけ
ぽつん、と残る。