山葵
いつも いつも届かない 見る事は無い手紙を書いて
記憶の引き出しを開けて
手紙を 手に持ちながら 「思い出」を見ている
夜の暗い 若しくは 未明の朝頃ふと起きて
側に居た筈の体温が無い事に落胆しつつ
また手紙を書いたり 「思い出」を見る
いつも いつも こうやって日々を送り
いつしか記憶が消えて無くなる日迄
愚かな 無器用な生活を
これからも送る事でしょう。
2007/03/18 14:30 削除